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人に頼れない性格で生きづらいあなたへ|頑張りすぎる人が少し楽になる方法

neroseren

「全部自分でやる人」が最後に壊れる理由

「また1人で抱え込んでるの? それ、誰も頼ってない自慢じゃなくてただの疲労死ルートだよ」

…これ、過去の僕に言ってやりたかった言葉です。

人に頼れない性格って、かっこよく見えるけど、実際は“自滅”に近づく行動なんですよね。
優しさも、責任感も、キャパ超えてきたら毒になる。

今回はそんな「人に頼れない人」が、少しだけラクに生きるための考え方をまとめました。


なぜ「人に頼れない人」になってしまうのか?

なぜ人に頼れないのか?

このような要因が考えられます。

  • 迷惑をかけたくない
  • 弱みを見せるのが怖い
  • 過去に頼って拒絶された経験がある
  • 「自分でやらなきゃ」思考に取り憑かれてる

要は、気遣いのしすぎと、他人を信頼していないという気持ちが大きいのだと思います。


「頑張り屋さん」が抱える静かな地獄

他人を頼れなくなると、こういった状態になります。

  • 何もかも自分で背負って限界になる
  • 周囲が頼るタイミングを見失う(逆に孤立)
  • 自己犠牲 → 疲弊 → イライラ&自己嫌悪

あなたのエネルギーが無限に消耗していき、仕事、友人関係、趣味、全てにおいて悪影響が出てくるでしょう。


「頼ること」は甘えじゃない。むしろ戦略です

頼ることは悪いことではありません。

一人の人間ができることなんてたかが知れています。

世の中は分業制で成り立っています。

例えばお米。

お米作りにしたって、苗を育てる人、米を育てる人、農業機械をつくる人、肥料をつくる人、トラックで運送する人、受け入れるお店の人、棚に陳列する人

色んな人が協力してお込めが市場に出回っています。

全部1人でやってやるぜーって人はいないんじゃないでしょうか?

そんなこと不可能だと思いませんか?

農業の機械をつくる人は農業の機械をつくることに集中したらいいんです、それがみんなのためになるのです、だから、何もかも全部やらなくていいんです。

一人にできることは、自分に与えられた持ち場を一生懸命になること、それだけです。

他のことは他の持ち場の人に任せたらいいのです。


アドラー式・頼りすぎず頼られすぎない関係の作り方

もっと言うのであれば、他人の課題に介入しないことが大切です。

三大心理学者の1人である、アドラーはこう言います。

他人の課題に介入してはいけない、自分と他人の課題を分離しろと。

他者の課題をやってあげるって、人助けのようでいいことだと思われがちですが

他人の課題に土足で介入するということは、私がいなきゃあなたは正しいことができないでしょ?というある種の見下し意識があります。これは間違いないです。

だって、相手が課題を乗り越えられると信頼してるなら手出しする必要がないのですから。

他人の課題に介入するって、非常に傲慢なことだし、相手の課題を奪ってしまうことで、相手の成長の機会を奪ってしまうことにも繋がります。

やがて、介入を不快に思われてしまったり、あなた無しじゃ何もできなくなるような依存関係になるでしょう。

だからこそ、他人の課題に介入してはいけないのです。


他人に頼れず壊れた僕のリアルな話

僕も昔は、人に頼らずに何でも自分でやるタイプでした。

仕事なんか、人に任せるより僕がやるほうが早いし、任せると日が暮れてしまう、くらいに思っていました。

ある日、仕事が増えて残業確定になったときに、仲間たちにあと全部僕がやるので先に帰っていいですよ。と仕事を全部引き受けました。

しんどかったけど、仕事仲間にミスされて仕事更に増やされるよりはいいかと頑張って終わらせました。

3時間ほど残業になってしまい、帰ったら疲れで泥のように寝てしまいました

翌朝起きて、さぁ仕事行くかと思って起きようとすると、体が動かない、頭がフラフラする・・・

なんだこれ?僕は温度計で熱を測ると39度。

結局動けずに仕事は休みました。

そこで僕は悟りました。

何でもかんでも他人の仕事までして無理するのは良くないなと、

それからは、全体の仕事のスピードが落ちても、他人の仕事はやらず、自分の仕事だけに集中するようになりました。

それからはストレスや体力消耗が減り、ラクに生きられるようになりました。


「人に頼れない人」が今日から試せることまとめ

  • 他人を信頼し課題に介入しないこと
  • 必要なら他人を頼ること
  • 全部自分でやろうとすると潰れる
  • 自分の課題だけに集中する

これらを意識すると、より生きやすくなると思います。

今どき自己犠牲なんて時代遅れです。

エネルギーが削られていって潰れるのがオチです。

みんな平等に生きていきましょう!

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