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毒親から逃げる勇気をくれた本|嫌われる勇気

neroseren

僕は毒親に苦しめられてきましたが、毒親から逃げる際に、役に立った本があります。

それは「嫌われる勇気」という本です。

毒親特効本と言っても差し支えないでしょう。

毒親から逃げるのに役に立つ良い本なので、紹介したいなと思います。

嫌われる勇気ってどんな本?

「嫌われる勇気」はアルフレッド・アドラーという3大心理学者のうちの1人のアドラー心理学というものを分かりやすく書いてくれている本です。

アドラー心理学の本で1番有名な本なんじゃないかと思います。

嫌われる勇気が毒親に対してどう役に立つか?

嫌われる勇気の中で、

毒親に、有効そうな考え方を紹介したいなと思います。

これらを抑えるだけでも、毒親への考え方はガラリと変わるでしょう。

①嫌われる勇気を持つ

嫌われる勇気という本のタイトル通り、アドラー心理学では嫌われる勇気を持つことを推奨しています。

人は、他人に嫌われることを恐れる生き物です、大昔だと嫌われてしまうと、集団や群れから追い出されるかいじめられてしまうので、本能レベルで、他人に嫌われないように振る舞うようにできています。

しかし、アドラーは、それを否定します。

なぜなら、嫌われないように、相手の期待を満たすような生き方ばかりしてしまうと、自分の人生が自分のものではなくなり、他者のための人生になってしまうからです。

さらに、嫌われることを怖がった生き方は、不自由で幸せには生きることができないと、本には書いています。

本の中で、僕の心に残った言葉は、

「あなたは他者の期待を満たすために生きているわけではない」

です。

まさにそのとおりだなと、僕は自分に何度も言い聞かせています。

その結果、毒親に嫌われることを恐れず、毒親を捨てて逃げました。

おかげで今は、毒親と関わりがゼロになり、心穏やかに暮らせています。これも、嫌われる勇気を持ったおかげだなと思います。

②課題の分離

アドラー心理学の中に、課題の分離という概念があります。

自分と相手の課題は分けて考えようね。という考えです。

他者の課題には介入せず、自分の課題には介入させないことで、人と人は、支配や依存関係にならず、ちょうどいい距離感を築くことができます。

毒親の子どもは、親のご機嫌を伺い、嫌われることを恐れる傾向があります。

それに対する、アドラー心理学の答えはこうです。

他者があなたのことを、嫌う嫌わないというのは、他者の課題であるから、あなたには全く関係のないこと、気にする問題ではない、と。

つまり、毒親が、あなたを嫌うかどうかなんて、毒親の課題なので、あなたが気にする必要は無いということです。

ですので、毒親に嫌われてしまわないかなんて、ビクビクせずに、「嫌いたければ嫌えばいい、それは、自分の課題ではない」と思っておきましょう。

「嫌われる勇気」おすすめです

毒親から逃げるとき、毒親から嫌われてしまうかもなんて考えていたら一生逃げられません。

そのまま毒親に苦しみ続ける人生になってしまうでしょう。

なので、嫌われる勇気を読んでみて、毒親から逃げる勇気をもらってはいかがでしょうか。

毒親のご機嫌伺いながら生きることがどれだけ消耗するだけの人生になるかがわかると思います。

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